日本
革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか
日本
革命とパンダ 日本人はなぜ中国のステレオタイプをつくりだすのか
- 出版社
- イースト・プレス
- 出版年月日
- 2015.11
- 価格
- ¥1,870
- ページ数
- 238
- ISBN番号
- 9784781613776
- 説明
- 日中関係がこの上なく悪化している現在、「嫌中」の源流はどこにあったのか? 1949年に誕生した新しい共産主義国家に、日本人が最初に出会ったのは、文化大革命だった。当時の全共闘は、その「革命」に一つの理想郷を見た。その後に訪れたのは、日中国交正常化がもたらした「パンダ」ブーム。自然、平和の象徴としてのイメージが日本人に刷り込まれた。しかし、革命の中国も、パンダの中国も、「虚像」にすぎない。今日に至るまで、なぜ日本人は中国をステレオタイプとしてしか見られないのか。開沼博氏、絶賛! 巻末に吉見俊哉氏の解説付き。