日本
中国軍、その本当の実力は 中国軍は台湾を着上陸侵攻できるのか
日本
中国軍、その本当の実力は 中国軍は台湾を着上陸侵攻できるのか
- 出版社
- 国書刊行会
- 出版年月日
- 2023.04
- 価格
- ¥2,640
- ページ数
- 252
- ISBN番号
- 9784336075000
- 説明
- 徹底した秘密主義と権謀術数を常套手段とする中国の政治・軍事の実情を知ることは、至難の業である。「台湾有事は日本有事」の危機が叫ばれる中、中国軍の本当の実力を解明することは喫緊の課題であり、中国の各種工作やマスコミなどの極端な論調に惑わされない冷静な判断が必要である。
そのため本書では、まず中国軍が「ソ連(ロシア)型軍隊」であり、ロシア軍と軍事的類似性があることを踏まえ、ウクライナ戦争におけるロシア軍の軍事作戦の実態を分析し、そこから中国軍の実体や実力について何が類推でき、どのような問題や課題があるかを明らかにした。
また、尖閣・台湾を軍事侵攻するには着上陸(水陸両用)作戦の遂行が必須の要件である。現段階で中国軍がその実力を有しているか、その能力を分析評価し、可能な範囲で課題に対する答えを導いた。
その上で、日本が直面する危機にどう備えるべきか、日本の安全保障・防衛体制強化の方向を明示。いま読まれるべき、冷静な現状分析の書。