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東アジアの後宮(アジア遊学)

東アジアの後宮(アジア遊学)

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東アジアの後宮(アジア遊学)

著者
伴瀬明美 稲田奈津子 榊佳子 保科季子編
出版社
勉誠出版
出版年月日
2023.06
価格
\3,520
ページ数
344
ISBN番号
9784585325291
説明
 皇帝・国君の妻妾が住まい、再生産が行われる場である「後宮」。ドラマや漫画、ゲームなどにもたびたび取り上げられ、今なお人々の関心を集めるが、その実態は、国・時代によって変化し、多様性に富んでいた。
「後宮制度」の規範となり、儒教に基づく礼制に即しつつも、理念と現実の間で揺れ動き、また民族や時代によって変化し続けた中国。
 中国礼制を積極的に受容しつつも独自性を色濃く残した朝鮮。天皇だけでなく武家政権にも〈後宮〉が設けられるなど、独自路線をひた走った日本。日中韓のみで語られがちな「東アジア」という枠組みを相対化するインパクトを有する大越・琉球。
 中国、朝鮮、日本やその他の各地域において、後宮のあり方、後宮を構成する人々(妃嬪、女官、宦官など)の制度、儀礼、文化、日常の実態などを幅広く考察し、東アジアの後宮における共通性と多様性に迫る。