日本
〈文事〉をめぐる日朝関係史 近世後期の通信使外交と対馬藩
日本
〈文事〉をめぐる日朝関係史 近世後期の通信使外交と対馬藩
- 出版社
- 春風社
- 出版年月日
- 2023.07
- 価格
- \7,150
- ページ数
- 504
- ISBN番号
- 9784861108808
- 説明
- 秀吉の朝鮮出兵ののち、「善隣友好・平和外交」の象徴として200年、12回にわたって続いた通信使はなぜ失敗に終わったのか。近世後期の、日朝関係および東アジア史のターニングポイントともいえる時期を捉え、幕末にかけての通信使との学術・文才交流、すなわち「文事」と、日朝それぞれの識者の言説および対馬の歴史書にみられる対馬の「藩屏」認識という2つの視角から緻密かつダイナミックに考究。交易、政治面のみならず思想、学術・文化的な交流に焦点をあて、東アジアの大きな潮流のなかに日朝関係史を位置づける。