日本
囚われの楽園 脱北医師が見たありのままの北朝鮮
日本
囚われの楽園 脱北医師が見たありのままの北朝鮮
- 出版社
- ハート出版
- 出版年月日
- 2023.07
- 価格
- \1,650
- ページ数
- 244
- ISBN番号
- 9784802401586
- 説明
- 「無償医療」「無料教育」「地上の楽園」の虚構── 1960年代、日本のメディアと「進歩的文化人」が絶賛した総数9万3千人の「北送事業(帰国事業)」は、
巨大な監獄への移動であった。息苦しい密告と監視、収賄の蔓延、人権の蹂躙、国家も国民も 100%嘘の社会、違反すれば即収容所行き……北朝鮮のリアルを描く。
金日成の死後、北朝鮮は9億ドルを投入し遺体を永久保存にした一方で、人民は配給も断たれ、最大見積で300万人が餓死した。「心の故郷・日本」──北朝鮮の深刻な独裁の中で、一時も忘れられなかった場所は日本だった。パンチョッパリ「半日本人野郎」──日本からの帰国者はこう呼ばれて蔑まれた。
思考停止する快感──自分の頭で考え、少しでも創意性を持って動けば批判を受ける。「北朝鮮の人々の最も不幸なことは、自分たちが不幸だということを知らないこと」