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日本

木簡と中国古代(京大人文研漢籍セミナー)

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木簡と中国古代(京大人文研漢籍セミナー)

著者
京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター編
出版社
研文出版
出版年月日
2015.10
価格
¥1,760
ページ数
149
ISBN番号
9784876363926
説明
※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
四〇〇年にわたる漢帝国の軍事行政の実態を明らかにする資料である木簡についてのレクチャー。
中国西北出土木簡概説 冨谷 至
木簡の発見
簡牘の形状と名称
辺境出土簡の時代
辺境行政と漢簡の内容
漢代辺境出土文書にみえる年中行事―夏至と臘 目黒杏子
はじめに―「暦譜(カレンダー)」に記された時節/「元康五年詔書冊」の概要/夏至の行事の内容/公務は休みになったのか?/前漢時代の世界観における夏至の意味/再び夏至の儀礼、行事の意図/臘肉銭簿」から/臘の情景/臘への王朝の関与/臘の慣行としての賜物/「臘銭」と「臘肉」/「臘肉銭簿」作成の背景/おわりに―年中行事と王朝支配
木札が行政文書となるとき―木簡文書のオーソライズ 土口史記
書式 
兵卒の身分を記すリスト/掛け売りの証明書/「功労案」(勤務評価書)の見本
封印 
官印の取り扱い/辺境簡における印/封印が守るもの/封印の破損/私印の使用
署名 
「長官自署」説/「属吏代署」説/紙の時代の署名/「異筆」署名出現の条件