日本
増補 倭寇と勘合貿易(ちくま学芸文庫)
日本
増補 倭寇と勘合貿易(ちくま学芸文庫)
- 出版社
- 筑摩書房
- 出版年月日
- 2012.12
- 価格
- ¥1,430
- ページ数
- 299
- ISBN番号
- 9784480095046
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
14世紀から16世紀にかけて、東アジア各国は激動の時代を迎える。中国では明が成立し、朝鮮半島では李氏朝鮮が誕生、琉球では尚巴志が三山を統一し、日本では南北朝が合一する。さらに諸国間の関係においても、朝鮮軍の対馬襲撃、朝鮮での倭人動乱、ヨーロッパ勢力の進出、秀吉の朝鮮侵略など、数多くの大事件が勃発した。こうした中、真の意味で覇権を手にしえたのは「双嶼」などの貿易基地を押さえ、海を制した者だった。国家間の公貿易である「勘合貿易」や自由商民「倭寇」の活動を通して、海の道でつながる東アジア世界の全体像をはじめて明らかにした、対外関係史の歴史的名著。