日本
戦争・災害と近代東アジアの民衆宗教
日本
戦争・災害と近代東アジアの民衆宗教
- 出版社
- 有志舎
- 出版年月日
- 2014.03
- 価格
- ¥7,260
- ページ数
- 313
- ISBN番号
- 9784903426822
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
19世紀から20世紀という戦争と災害が東アジア・東南アジアを覆った時代、これらの地域には広範な民衆宗教の「越境」現象が生じた。それは、地理的・空間的な意味での「越境」であると同時に、キリスト教など他宗教世界への「越境」をつうじて、伝統民衆宗教が新たな近代性を獲得していく過程でもあった。同善社・世界紅卍字会・カオダイ教などの民衆宗教の考察を通して、戦争と災害という近代を象徴する二つの契機のなかで、何がこれらの「越境」現象を生み出し、どうして民衆宗教に活性化と深化をもたらしたのか、その背景を探る