日本
台湾で日本人を祀る 鬼から神への現代人類学(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
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台湾で日本人を祀る 鬼から神への現代人類学(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 出版年月日
- 2022.03
- 価格
- ¥5,940
- ページ数
- 351
- ISBN番号
- 9784766428124
- 説明
- 台湾には、かつての支配者を信仰対象とする廟や祠が多数存在する。本書では、これを「日本神」と名付け、民間信仰に埋め込まれた植民地経験・戦争経験と民衆の歴史認識や、新しいメディアを通した観光化の中で生成する「日本神」像を探る。
▼「台湾で日本人を神として祀る」という行為はなぜ成立しているのか。
▼台湾に現存するうちの49か所の祭祀施設(廟)の調査結果をもとに、その問いに迫る。
▼台湾の日本人祭祀を日本統治の肯定と結びつける風潮に対しても、歴史人類学の立場から論考を行う。