日本
陶淵明・白居易論 抒情と説理(松浦友久著作集)
日本
陶淵明・白居易論 抒情と説理(松浦友久著作集)
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2004.06
- 価格
- ¥9,900
- ページ数
- 444
- ISBN番号
- 4876362327
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
第一部 陶淵明論
「不羈」の詩人―もう一つの陶淵明像
陶淵明の「有会而作」について―「嗟来説話」と「固窮説話」の機能の異同を中心に
「即事多所欣―事に即して欣ぶところ多し」―陶淵明「懐古田舎」の説理性について
陶淵明「答龐参軍、并序」考―連章構成の解釈を中心に
陶淵明の辞賦―「帰去来兮辞」を中心に
陶淵明の「読史述九章」について―その文体的系譜と実作意図
陶淵明の「勧農」詩について―知識人社会における「憂道」と「憂貧」
〈講演〉陶淵明理解のための二つのポイントー「詩的説理」と「詩的リズム」
陶淵明「曖曖遠人村」(帰園田居、其一)の解釈について―その所在と理念を中心に
音読古典学の効用―陶淵明「神釈」を例として
第二部 白居易
白居易における陶淵明―詩的説理性の継承を中心に
白居易における「適」の意味―詩語史における独自性を基礎として
白居易のリズム―詩型とその個性
「長恨歌」の主題について―「恨」の主体と作者の意図
白居易の文学論
〈書評〉下定雅弘『白氏文集を読む』
〈解題〉井上一之・埋田重夫