日本
日本上代漢詩文論考(松浦友久著作選)
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日本上代漢詩文論考(松浦友久著作選)
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2004.10
- 価格
- ¥9,350
- ページ数
- 340
- ISBN番号
- 4876362378
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
第一章 総論
上代漢詩文における理念と様式―詩文実作の意味するもの
韻文とその響き―日本語と中国語のあいだ
第二章 賦論考
『文選』と『本朝文粋』における賦の地位
上代日本漢文学における賦の系列―『経国集』『本朝文粋』を中心に
藤原宇合「棗賦」と素材源としての類書の利用について―上代漢文創作の一つのパターン
『初学記』の渡来と「棗賦」の成立
第三章 勅撰三漢詩集考
『凌雲集』の編次
『陵雲集』の対境
『陵雲集』の詩体
『文華秀麗集』考
『経国集』論考―詩を中心として
勅撰三集
第四章 韻文論考
「不分瓊瑤屑 来霑旅客巾」―唐代俗語と平安朝の詩人
「都府楼纔看瓦色、観音寺只聴鐘声」―「白詩に勝る」の評を中心に
「越調詩」に関する二三の問題―唐代新声の残したもの
漢詩文の世界
〈解題〉半谷芳文・高橋良行・植木久行