日本
逸脱と啓示 中国現代作家研究
日本
逸脱と啓示 中国現代作家研究
- 出版社
- 汲古書院
- 出版年月日
- 2012.12
- 価格
- ¥12,100
- ページ数
- 460
- ISBN番号
- 9784762929908
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
『懺悔と越境――中国現代文学研究』に続く「作家研究」なる。
第一章 周縁からの啓示 ――陶晶孫、あるいはディアスポラの言語体験
第一章補論 元宝に答え、「文学史」叙述のアポリアを論ず――「文学史」 は可能か/如何にして可能か
第二章 〈窃視/監視〉、あるいは闇夜に棲む「主体」――郁達夫を巡る覚書
第二章補論 武田泰淳・主体性・公共空間
第三章 逸脱の彼方へ――初期郭沫若の小説を巡って
第四章 露骨と含蓄、あるいは旧体詩の綴る恋愛ドラマ――王礼錫「風懐集」から考えたこと
第五章 「忘れられた作家」孫俍工、あるいは「文学史」の限界 補遺 孫俍工とアナキズム
第六章 「侵入」の寓話――巴金『憩園』論
第七章 〈書くこと〉を「書く」ということ――巴金、許欽文、彭家煌、茅盾、あるいは虚実の弁証法
初出一覧及び書誌解題・あとがき・索引