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すらすら読める論語

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すらすら読める論語

著者
加地伸行
出版社
講談社
出版年月日
2005.11
価格
¥1,760
ページ数
254
ISBN番号
9784062128674
説明
※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
 孔子は言う、知識のみを追い求める人間、小人(知識人)になるな!知性と徳性を併せ持つ人間、君子(教養人)を目指せ!
 総ルビつき書き下し文 著者オリジナル現代語訳つき
 朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
『論語』の中には、多くの句があるが、この名句は、私の好きなものの1つである。この句には<覚悟>がある。人は偶然に生れ、偶然の中で生き、偶然に死を迎える。まさに<たまゆらの>人生である。<浅き夢みし>生涯である。それだけに、人は、なにか確としたものを心に抱いて生きてゆきたいと思う、そして死に臨みたいと思う。多くの人間は迷いの人生を歩まざるをえないだけに、一層、確としたもの――道を求める。それが何であるかは、人それぞれが考えるほかはない。――<本文より>