日本
驚鴻記校注
日本
驚鴻記校注
- 出版社
- 中国書店
- 出版年月日
- 2007.02
- 価格
- ¥8,580
- ページ数
- 367
- ISBN番号
- 9784924779976
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
梅を愛した宋人の虚構になる梅妃は、ライバルの楊貴妃ほど有名ではないが、『驚鴻記』は、その梅妃をヒロインに仕立てた、元気あふれる明万暦刊の戯曲である。『驚鴻記』は二種の明版が現存する。一は葉徳輝―馬廉を経て北京大所蔵の標註本であり、一は神田博士旧蔵―京都大谷大所蔵の新刻本(本書の底本)である。本書は、著者が二版の異同を克明に調査した結果をまとめ、標註の出典を示し、旧稿を一新して、二版の図像および著者の関連論文を付して成った『驚鴻記』校注本である。更に、傅惜華の提要、葉徳輝の跋文にも初めて解釈を施した本書は、『驚鴻記』定本として研究の出発点となり、明代戯曲研究にも資するものとなろう。