日本
茶道と中国文化
日本
茶道と中国文化
- 出版社
- 淡交社
- 出版年月日
- 2016.02
- 価格
- ¥1,980
- ページ数
- 143
- ISBN番号
- 9784473039385
- 説明
- 背表紙ヤケ
「茶禅一味」という言葉が広く知られるように、茶の湯は禅の影響を多大に受けて来たといわれています。確かに、利休居士をはじめ、安土桃山期の茶人や千家歴代、小堀遠州や片桐石州など、名だたる茶人たちは参禅し、禅に親しんできました。しかしながら、茶の湯のあちこちには儒教や道教、易、陰陽五行といった、禅以外の、中国で生まれ、育まれた思想体系が散見されます。「稽古」「束脩」といった何気なく使っている言葉の出典や、「南方録」や「山上宗二記」「沢庵和尚諭の章」といった文献資料に散見する中国思想や文化を知ることによって、東洋思想文化の清華としての茶の湯のすがたについて改めて考える一冊です。