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詩語の諸相 唐詩ノート〈増訂版〉

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詩語の諸相 唐詩ノート〈増訂版〉

著者
松浦友久
出版社
研文出版
出版年月日
1995.10
価格
¥4,059
ページ数
304
ISBN番号
4876361304
説明
※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
日本人に親しまれる唐詩の新しい読みかた。蛾眉・断腸など、特色ある詩語の個別的考察を通じ、中国人の言語感覚の特徴を探り、さらに日本語文化との異同を考える。好評の旧版を修補し、新たに四篇を加える。
中国語の性格―詩と言語
「猿声」考―詩語と歌語
「蛾眉」考―詩語と歌語
「断腸」考―詩語と歌語
詩語としての「怨」と「恨」―閨怨詩を中心に
耶娘妻子走相送―唐詩の白話的表現と厭戦詩の発想
(付説)ふたたび「耶娘妻子走相送」について―戦争詩における主題と素材の異同を中心に
長安一片月―「一片」の用法とそのイメージ
烽火連三月―数詞の声調をめぐって
(付説)「沙場」考
却話巴山夜雨時―詩語とその条件
憶君遥在瀟湘月―離別詩における時間の表現
一水中分白鷺洲―詩材としての風土
児女共霑巾―名詞の副詞化が意味するもの
邏人横鳥道 江祖出魚梁(「秋浦歌」その十一)―詩的構図としての山腹と水面
此地即平天 耐可乗明月(「秋浦歌」その十二)―地名とその連想
白髪三千丈(「秋浦歌」その十五)―「明鏡」としての清渓河
空吟白石爛(「秋浦歌」その七)―「歌行」類の表現機能を中心に