日本
朱熹修養論の研究
日本
朱熹修養論の研究
- 出版社
- 麗澤大学出版会
- 出版年月日
- 2016.01
- 価格
- ¥3,080
- ページ数
- 247
- ISBN番号
- 9784892056321
- 説明
- 中国南宋の朱熹(1130-1200)は、誰もが聖人になりうるとし、聖人へ到達するための修養論の完成に力を入れた。「修養」が何らかの実践を含む言葉である以上、当然ながらそこには到達目標にどれだけ接近あるいは到達しえたかという効果(実効性)が、修養の意義に係わる事柄として常に問われることになる。では朱熹はいかなる修養法を構想し、その意味づけや効果の検証を行っていたのか。東アジア広域に伝播した「朱子学」の起点に位置する朱熹その人の思想を修養の実効性という新たな視座から解き明かす。