朋友書店
  • トップ
  • 移行期における中国郷村政治構造の変遷-岳村政治-

日本

移行期における中国郷村政治構造の変遷-岳村政治-

移行期における中国郷村政治構造の変遷-岳村政治-

日本

移行期における中国郷村政治構造の変遷-岳村政治-

著者
于建嶸著 徐一睿訳 寺出道雄監修
出版社
日本僑報社
出版年月日
2012.05
価格
¥7,480
ページ数
437
ISBN番号
9784861851193
説明
※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
 本書は于建嶸教授の博士論文である。于教授は1999年5月から2001年1月まで1年以上をかけて、移行期の中国農村政治構造の変遷を明らかにするため、毛沢東が戦時中に湖南の農民運動を調査した路線を基に、農村社会の実地調査を行った。この調査は二つの段階に分けている。第1段階は毛沢東が戦時中に調査した湘潭、湘郷、衡山、醴陵、長沙の5つの県の歴史状況を調べた。第2段階では衡山県の白果鎮および、白果鎮の岳村を特定し、歴史、制度、地方における政治的権威について考察を行った。
 本書はこうした考察と研究を基盤として、岳村を論述の対象とし、現行の中国の農村政治状況に対する理論分析のモデルを構築したものである。岳村の1世紀を超える政治関係、権力関係、政治コントロール、政治参加と政治文化の変遷過程に対する客観的論述と分析を通じて、政治社会学と政治人類学の視点から、移行期にある中国の農村政治発展のプロセスと特徴について検証したものである。