日本
四川と長江文明
日本
四川と長江文明
- 出版社
- 東方書店
- 出版年月日
- 2003.06
- 価格
- ¥5,280
- ページ数
- 360
- ISBN番号
- 9784497203045
- 説明
- 背表紙ヤケ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
古代中国において、黄河流域に黄河文明が栄えたことは広く知られている。これに対し、ごく最近まで長江流域に文明が存在していたとは考えられていなかった。しかし、10年ほど前、成都市北方の三星堆から太陽の樹・扶桑、両眼が飛び出た巨大な仮面などの青銅器や、黄金の仮面が出土し、長江上流に広がる四川の地に古代文明が栄えていたことが明らかになりつつある。本書は、この地に伝わるさまざまな神話・伝説を手がかりに、早稲田大学長江流域文化調査隊による四川調査の成果を踏まえながら、太陽信仰・養蚕・鵜飼・霊亀信仰など古代四川文明の特色を明らかにする「都広の野―四川と長江文明」の他、「杜伯国考」「巴人と賨人」の2篇を付す。