日本
「即今自立」の哲学 陸九淵心学再考
日本
「即今自立」の哲学 陸九淵心学再考
- 出版社
- 研文出版
- 出版年月日
- 2006.12
- 価格
- ¥8,250
- ページ数
- 438
- ISBN番号
- 4876362688
- 説明
- ※出版年が古いので新本ですがヤケ・シミ・痛みがございます。
陸九淵が生きていた時代の中で、どのような問題に直面して生きていたのか、どのように思索し、どう対処していこうとしたのか、生きられた哲学としての、臨床哲学としての、陸九淵心学の意義を解明する。
序章 「学ぶ」ことの意味について―陸九淵心学の課題
Ⅰ 陸九淵と朱熹
陸九淵と朱熹―「曹立之」観をめぐって/陸九淵門人群像/朱熹の曾點観―陸九淵批判の一視座
Ⅱ 陸九淵の朱子学批判
心の病は医し難し/事実の楽しみ、言語の病/響き溢れる聲の力―「臨床哲学」としての陸九淵心学
Ⅲ 「即今自立」の哲学
陸九淵の「当下便是」説は「頓悟」論なのか―「即今自立」の哲学・序章/陸九淵の性善説再考―構造的人間観を越えて/陸九淵の「即今自立」の哲学―あるいは、哲学の「現場」について/本当の「学」を求めて―ソクラテス・陸九淵・林竹ニの仕事